45歳から歯列矯正を始め(→記事)、丸4ヶ月が経過しました。
10日ほど前に4回目の調整をして参りましたので、今回もメモを残しておこうと思います。
今回は、調整と同時に半年ごとに行っているクリーニングもしてもらいました。
まず、矯正歯科医の下でワイヤーを外してもらい、その後一般歯科医(いつも治療やクリーニングをしてもらっています)のところに行き、検診とクリーニング。再び矯正歯科医へ戻って調整(ワイヤー装着)という流れです。
矯正歯科医はローカルの先生なので、私の英語力では必要最低限のお話ししか出来ないのですが、一般歯科医は同年代の女医さんで日本人。説明も治療も丁寧だし、日本語で気軽にお話しできるので、矯正のこともちょっと聞いてみようという心積もりがありました。
それに、矯正中の歯の動きに伴い、今まで隠れていた汚れが表に現れてくるので、私、クリーニングの日を相当心待ちにしておりました。先生曰く、動いている最中だからこそ機械が届きケア出来ることもあり、これがきれいな歯並びに収まってしまったあとでは機械が届かなくなってしまうので、今まで通り半年に一度は診せに来てくださいね、とのこと。なーるほど!
おかげで、見えるところに現れて来た汚れを落とすのはもちろん、隣の歯に隠れていた初期虫歯が治ったあともフォローしてもらえたのでした。
先生によると、私は自分の意思で歯列矯正を始めたというだけあってブラケット(器具)がきれいに保たれているとのことで、お褒めの言葉を頂きました。やった!歯磨きをがんばっている甲斐がありました。
お子さんなど自分の意思で始めたのではない場合は、どうしてもブラケットに汚れがついているのですって。そりゃそうだ、痛いし辛いし、その上歯磨きもしっかりなんて、嫌々始めた場合は手抜きになってしまいそう。子供のうちに矯正をするメリットは多いでしょうが、心構えの部分までは難しそうですね。
クリーニングにはいつも以上の痛みを感じるかもしれない、とはじめに先生に脅されましたが、終わってみればいつもとほとんど変わりませんでした。
それ以上に驚きだったのは、クリーニング中にも歯が動いていたこと。クリーニングの始めと終わりで明らかにすき間に違いがあって、これには先生もビックリ。しかもそれは、前回の調整で唯一器具(ブラケット)が着けられていない歯だったのです。テンションが全くかかっていない歯でも簡単に動くことが証明されたようなものでした。これをいい方向に応用したいぞ。(この話はまた後日。←2回目。。。)
さて、クリーニングが終わった後は、矯正の調整へ。
今回は残る1本の歯にも(クリーニング中にも動いていた歯のこと)ブラケットが着きました。が、多分の仮のブラケット。私は、目立ちにくいセラミックのブラケットを選んでいるのですが、このブラケットはサイズも小さくセラミックのものではないので一時的なもののようです。(それに気付いたのは診察室を出てからなので先生に確認出来ず。しまった!)歯を正面に向くように、今後通常のブラケットが着けられるように動かしていくのでしょう。
その後この歯は、クリーニング中にも動いていたくらいですから、ブラケットを着けたら、まあ動くこと動くこと。1日目の動き方はビックリするくらいで、数時間のうちに目で見てわかるほど動いて、その後も1週間くらいは毎朝動いたのが確認できるほどでした。
と、こんなに動いたのに、知覚過敏を感じずに済んだのは助かりました。
実は、今回の4回目の調整にしてやっと確認出来たことがありました。
私の場合は上下左右の奥歯は4本ともブラケットが着いていないのですが、それは今のところ、奥歯の4本は着ける必要がないからだということ。これらは正しい位置に生えているらしく、ブラケットを着けるとむしろ正しい位置からずれてしまうので、あえて着けていないそうです。通常は奥歯を動かすことに苦労するらしいのですが、私の場合はそれが今の段階では必要ないのですって。今後、必要が出て来た場合には装着する可能性はあるそうですが。
このことを確認するのにこんなに時間がかかったのは、私の思い込みというか勘違いにありました。最初は奥歯にブラケットが着いていないのはこういうものだと疑問にも思っていなかったのですが、ネットの画像で他の方のブラケットを見ているうちに、あれ?自分には着いていないぞ、とやっと気付きました。私は以前より頰と歯茎の隙間がほとんどないと指摘されていたのもあって、隙間がないから着けられないのかなと勝手に思い込んでいたので質問すらしておりませんでした。
今回、何かの折に聞いてみたら、必要がなかったからだとわかったのでした。なんのこっちゃですね。わかってよかったです。奥歯が正しい位置にあるというのは、自分的にはかなりの朗報ですもの。
繰り返しになりますが、動かしているのだから当たり前ですけれど、歯って驚くほど動くのですよー。弱いテンションをずーっとかけて行くと靭帯が伸びて動くのだそうです。ただ動いたとしてもそれを外してしまえば、せっかく動いた歯も元に戻ろうとしてしまうので、定着させるのは時間がかかるのですって。おもしろいものですね。
確かにクリーニング中のたった1時間くらいの間でもワイヤーを外していたら、せっかく整って来たものが戻ってしまうのではないかとヒヤヒヤしました。動かしている最中だからこそワイヤーに支えられていて、だからワイヤーがないとちょっと不安定な感じがしたのでしょう。
まだまだ道のりは長いですが、歯列矯正を始めて丸4ヶ月が経過。いまだブラケット(器具)に慣れたとは言えませんが、1日5回の歯磨きはかなり習慣付いて参りました。先生にも褒められたことだし、この調子で行くとしましょう!
スッキリしてよかったね
今日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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