必死に悪魔顔

雫は月に一回、膝蓋骨脱臼の治療の注射のため動物病院に通っております。この週末はデンタルケア（→記事）後はじめての通院日となりましたので、どんな様子になるか気になっておりました。

外出の準備中はご機嫌な雫でしたが、動物病院に着いたら、落ち着かない様子。

病院・・・？

いつもは呼べばすぐにカメラ目線をくれるのに、一向にこちらを向いてくれません。

予約時間より早く着いてしまったら、この日は随分と患者さんが詰めかけていました。雫の目の前で先に来ていたワンコさんが先生に連れられて奥に行ったのを見た途端、雫は落ち着かずわちゃわちゃし始めました。先月のデンタルケアで病院の奥に連れて行かれたことを思い出して、今日もまたそうではないかと不安なよう。

今日はもちろん通常の診察です。大丈夫だと何度言い聞かせても落ち着かず恐怖に暴れる雫。。。
先生が近づいて来たら、もう大変！ぺちゃんこ顔が先生に威嚇したところでたいしたことないのですが、先生に対して悪魔顔をしっぱなしでした。
怖さのあまり必死に悪魔顔をしている雫がかわいそうで、写真を撮る余裕は私、持ち合わせておりません。。。

雫はもともと咳が出やすいのですが、前回の麻酔の管が入って以降、麻酔直後ほどではなくなったものの以前より長い咳が続くことが気になっていて、そのことを先生に相談しようと思っていました。先生が聴診器を当てている間もウーウーと悪魔顔をしておりました。

先生曰く、聴診器で診る限り問題はなさそう。必要のない薬を服用するのも嫌なので、ちょっと様子をみましょう、とのことでした。

頻繁に咳をする雫ですが、威嚇に夢中で、先生を目の前にしている時に限って咳は止まるものです。。。病院から出たら、また咳をし始める、ま、そういうものですよね。となったら、普段の様子を動画に撮って次の通院日に先生に見せようと思ったのですが、今度はカメラを向けたら咳を止めてポーズを取ってくれる、という。。。

なかなかうまく行かないものです。いやいや、カメラ目線をくれる雫はとってもお利口さんなのですが。

さてさて、話が脱線しましたが、あれほど威嚇の悪魔顔をしていた雫も、注射をする段になり先生に背を向けたら威嚇もやめて、あっさりとしたものでした。ケロリとおとなしくなって、注射もあっという間に終わりました。

病院が終わったとなれば、お待ちかねのブランチ。この日も定番・デンプシーヒルに向かいます。

1時間ほど前まで土砂降りだったこともあり、路面はまだかなり濡れています。
私はこの路面の状態で雫を歩かせることを躊躇したのですが、ライアンがお散歩させようと言うので歩かせたら、案の定、雫はドロドロのビショビショになりました。チーーーン。

通常のお散歩であれば何の問題ありませんが、これからブランチをしようとしていたのですから、ここはやはり歩かせるべきではありませんでした。雨上がりで気温も低いのに、こんなに全身（特にお腹側）が濡れてしまっては、風邪を引かせてしまうかもしれません。ライアンは、雫かわいさで歩く方が楽しかろうと、結果濡れている路面を歩かせたわけですが、しまった！！！と思ってもあとの祭り。責任を感じたライアンは、自分のタオルをドロドロにしながら、雫の汚れと体を必死に乾かしておりました。
雫もここのレストランは大好きだし、何しろ私たちもお腹が空いていてブランチしたいし。ライアン必死の必至！

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