雫8歳、初のスケーリング

人間の歯についての記事が続いていましたが(→記事1)、雫もこの週末に歯のケアをしました。

以前動物病院で口の端をかゆがることを相談した際に歯のことを指摘され、スケーリングを勧められていたのですが、なかなか日程が合いませんでした(→記事)。また、全身麻酔がとても怖くてためらっていたのもあったのですが、これからの雫の健康と麻酔のリスクを天秤にかけ、ようやっと決心できました。

 

スケーリングは全身麻酔下で行われるため、当日の0時以降は食べ物はもちろん、飲み物も禁止。当日のAM10:00〜12:00の間に雫を病院に連れて行き、15:00頃迎えに行くことになっていました。

ご存知のように雫は大変な食いしん坊。当日の朝ごはんがないとあっては、面喰らうはず。私も雫にどう伝えたら良いのかわかりません。それに黄色い液を吐いてしまうかもしれません。

そこで、前日の夕ごはんはいつもより遅めの時間にして、量を1−2割減らしました。そして21:00頃、大好きなゆでたまごの白身を1個分食べさせました(雫は卵の黄味を食べると咳が出てしまうので、黄味は避けています)。このゆでたまごの白身は雫の一口サイズにちぎり、ヒタヒタのお水に浸して食べさせました。
というのも、雫のごはんは基本的に手作り食で、ドライフードに比べ水分が多いからか普段雫はほとんど水を飲みません(飲むのはドライフードの時だけ)。制限がなければ飲みたければ飲むだろうし、飲まないのは欲しないということでそれほど気にしていないのですが、0時以降の飲み物禁止になってから飲みたくなったらかわいそうなので、予め水分を取らせておこうと考えたわけです。とはいえ、お水を飲んでと言っても飲みたくなければプイと顔を背けるのが関の山ですから、大好きなゆでたまごで釣ったというわけです。作戦は大成功でした。(翌朝もお水を欲しがりませんでした。)

 

当日朝、ごはんを忘れているのではないかとずっとずっとあとをついてくる雫のことをかわいそうに思いながらも、ここでごはんをあげるわけにはいかないので、私はずっと忙しい素振りをして、途中途中で「今日はごはんはないのよ」と言い聞かせながら、さっさと家を出ることにしました。

 

早めに動物病院に着いて雫を預けることに。
診察台の上の雫はいつもと違う様子を敏感に察知して、いつも以上に悪魔顔をして先生や看護師さんに威嚇していました。。。

私たちは病院の近くで雫を待つことにしました。病院から何も連絡がないということは、何の問題もないことだと言い聞かせながら、病院からの終了の連絡を待ちました。そして14:30過ぎに終了の連絡をもらい、すぐに雫を迎えに行きました。

 

ケージの中で待っていた雫。まだ完全に麻酔が抜け切っておらず寝ていましたが、私たちの姿を見ると起き上がります。起き上がるものの、思うように力が入らないようでフラフラしており、抱っこをしても力が抜けてだらりとしていました。

麻酔前に行った血液検査の結果の数値はどれも正常で問題なし!よかった!
以前、別の動物病院で歯茎の奥の方にボール状に腫れているように見えて心配してのですが(→記事)、それも問題ないようでした。
スケーリングも無事終了。ただし、左の歯は1本抜歯したとのこと。よくよく見てみると、前歯も1本減っているので先生に確認すると、抜けちゃったようです。
当日中はうつらうつらした様子で、食欲はないかもしれないけどそれは通常のことだから心配ないと注意を頂き、帰宅しました。

 

動物病院を出たところ。

口も半開き。力が入っていません。目も開けていられない。

 

帰宅後。

麻酔が残っていてまだ体が思うように動かせません。自分で足を動かして横になることもできないので、前肢を伸ばしてあげて横にさせました。

 

小一時間後、不意に起き上がって歩きました。突然のことでびっくり。

 

が、まだ完全に麻酔から覚めているわけではなさそう。足はもたついているし、まっすぐ歩けません。でも歩き始めたことでホッとしました。
顔はまだ寝ぼけています。

寝たり、不意に起きたりを繰り返し、徐々に麻酔が抜けてきているようでした。

ごはんはどうかな?と思ったら、そこはやはり雫。夕ごはんは食べたいそうです。先生には普通のごはんをあげて問題ないとは言われたのですが、心配性の私はドライフードをお湯でふやかして通常の半分ほどの量をあげたのですが、完食でした。

 

翌朝はすっかり元気になりました。
朝から普通にごはんを食べ、おトイレも大小ともに問題なし。安心しました。
改めて歯を確認してみると、真っ白にキレイにケアをしてもらっていました!
実は、ここのところは雫の口臭が気になっていたのですが、スケーリング翌日にはそれもなくなっていました。


子犬の頃に戻ったみたいな歯!

 

元気は取り戻しているのですが、ずいぶんと咳が出ることが気になりましたので念のため先生に確認すると、麻酔の時に口から入れたチューブの影響とのこと。息苦しいようであれば問題だが、そうでなければ様子を見てください。と返事がすぐ来ました。動物病院の休業日だったのでメールで問い合わせをしたのですが、すぐに返事をくれたことで安心できました。

 

気になっていた口の中のボール状の腫れが問題ないと分かったこと、歯石と口臭がなくなったこと。
このタイミングでスケーリングしたことは、結果として良かったと思います。
とはいえ、麻酔後のあの力が抜けた雫を思い返すと心が痛みます。
歯のケアが行き届かなかったせいで、雫にこんな思いは二度とさせたくありません。今後は雫がどれだけ嫌がろうが何だろうが、場合によっては噛まれようが、日頃のケアを怠らないように改めて心に誓ったのでした。。。

私も雫も、歯磨きがんばります。

 

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