ジャパニーズ・チンでしょ？

前記事の、狂犬病の抗体検査を受けに行った日には続きがありまして。

前回この動物病院を訪れた時には、この動物病院と同じ建物内にドリアン屋さんがあって（→この時です）、美味なドリアンを堪能したのでした。

そのドリアン屋さんは健在なのか確認するべく見に行ってみたところ、看板は残ったままでしたが、ドリアン屋さんというよりも八百屋さんがメインとなっておりました。ドリアンを前面に出すのは季節限定なのかもしれません。

ドリアン、無かったね。残念だったね。と帰ろうとしたところ、ふと、あるワンコさんに目が止まりました。

はじめはシーズーかと思ったのですが横から見た時の歩く姿が、特に毛並みが風になびくさまが狆にそっくりで、思わず飼い主さんに声を掛けてしまいました。

すると、里親になったから正確にはわからないけれど、シーズーと狆のミックスのようだとのこと。
雫のことはすぐに「ジャパニーズ・チンでしょ？」と気付いてくれて、そこにいた八百屋さんまでも狆だとわかっていた口ぶり。シンガポールではかなりレア犬種である狆ですが、ここに限っては認識率が高い！
日本の国犬でありながら日本でも珍しい狆。狆を知らない日本人も多いのに、シンガポールで狆を知る人が固まっていたとは驚きました。
この驚きは人気犬種のオーナーさん達にはなかなかピンと来ない感覚かもしれませんが、こと狆飼いさん達なら大きくうなずいてくれていると思います。

ドリアンにはありつけませんでしたが、お利口さんでかわいいワンコにも会えたし、狆の魅力を理解してくれる方ともお話しできて、ずいぶんホッコリした私たちでした。そのミックスちゃんの飼い主さんであるかっこいいマダムにオススメしてもらったケーキを買って帰れたのもうれしいおまけ。良き良き。

今日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。