それでも切り花を飾りたい

シンガポールは常夏で熱帯にありますから、1年中とにかく湿度が高いです。
いかに湿度を下げることが出来るかが、快適に生活できるかどうかの鍵。というのも、高温多湿でモワッとした空気が不快なのはもちろんですが、油断すると物にすぐカビが生えてしまうし、劣化もしてしまうからです。
そこで我が家では、除湿機を3台(!)用意して、フル稼働させています。タンクの水はすぐに溜まってしまうので、1日に4回くらい、多い時には5回も水を捨てている日常です。

 

ということで、水モノ厳禁。アロマディフューザーを使うのも、切り花を飾るのもためらっていました。ですから、日本から引越す時にも花瓶を持って来ませんでしたし、自宅を売却する時の断捨離(→記事)でも花瓶は全処分してしまいました。

 

また、年中暑いから切り花は全然持ちません。定期的に公の機関から蚊の発生源をチェックしに来ることもあって、鉢植えの手入れも大変そう(鉢の受け皿に水がたまっているとペナルティの対象になります)。そもそも窓の外には緑はたくさんあるので、それだけでも十分だったのですが。
…でもやっぱりお花が家の中にあると、気持ちが華やぎます。そこらの空き瓶に挿すだけでも効果大。

 

そこで、手頃な花瓶を買おうといくつか見てみたのですが、全然ピンと来ません。花の本数が少なくても様になるようなものを探して、ようやく見つけました。それがこちら。

 

手頃な価格帯の花瓶を探していた時、よく目にしたのが透明ガラスのタイプ。花色もインテリアも選ばず、何にでも合いやすく使い易いのがその理由だと思います。ですが、私はそれは避けたいと思っていました。花瓶の手入れを怠りがちな私にはカルキ汚れがすぐについてしまうことが予想出来たからです。
その点、陶器製はカルキ汚れの心配はありません。汚れがついたことさえ見えませんものね(笑)。

 

そして、この色がポイント。
一見すると悪目立ちしそうなくらい派手な色に見えるかもしれませんが、実はそれほどでもありません。
なぜなら…

 

我が家のリビングに敷いてあるラグに同じ色が使われているからです。

 

単体で見たときには派手に見えがちな色も、案外なじんで見えませんか?
実はこれ、カラーコーディネートの効果です。

 

そして、黄色いお花を活けてみても

 

パープルでも、

 

オレンジっぽい赤いお花でも、

 

花瓶の色がラグに統一感があるから、どんな花色でも受け止めてくれるのですよね。

しなびたようなお花しか売っていなくて何も買えない日が続いたとしても、そこに花瓶を飾っておけば色がアクセントになってくれて、インテリア小物として違和感がありません。(と、私は思っている。)

 

この花瓶を手に入れてからというもの、お花選びが楽しくなりました。
色が整うと心地いいので、色オタクの本領発揮。意識的にも無意識的にもカラーコーディネートしていて、そしてそれを楽しんでいます。
なにかカラーコーディネートの参考になりましたらうれしいです。

 

今日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。

 

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