シンガポールで出会えた日本の洗練

前記事からの続きです。

ウマウマをたらふく食べて、

 

バッグに入れられ、

 

タクシーで向かった先は、ダクストンヒルです。

 

この先に日本の工芸品を取り揃えたギャラリーがあるのです。ライアンが先ごろ仕事でお世話になったそうで、私も絶対気にいるだろうからと、連れてきたかったんですって。
このところ、私はずっとマグカップを探していまして、なかなかピンと来るものに出会えずにいたので、マグカップを探しに行こうと言うライアンの誘いに乗りました。

 

ご存知のようにコーヒー好きの我が家は、2人暮らし(+1ワンコ)とは思えないほどマグカップ等々飲み物を飲むための器を山のように取り揃えています。このロイヤルコペンハーゲン(→記事)を購入して以来、とても気に入って毎朝使用していたのですが、その日の気分でカップを選べたら楽しいかもと、もっと繊細で、それでいて日常使いにも耐えられるような、そんなマグカップを探していました。
シンガポールでももちろん探しているのですが、品揃えは日本には到底及びません。なので日本に一時帰国するたびにデパートの食器売り場をうろつき、路面店にも飛び込み、ずっと探しているのですが、いまいちピンと来ませんでした。

基本は洋食器で探していたのですが、どこも似たり寄ったりなので、和食器で探してみるも、デパートのセレクトはどうも私の好みではありません。。。
半ば諦めかけておりました。

 

さて、着いたギャラリーに一歩入ると、そこには素敵空間が広がっていました。

日本の工芸品とは言っても、日本でも見掛けないようなこだわりのセレクトです。
伝統を守りながらもモダンに進化して、洗練されたものたちばかり。。。

どれもこれも素敵で目移りしまくりました。

たくさんの種類が展示されている作家さんのものが目に付き、聞けば、期間限定でこれだけの作品が取り揃えられているとのこと。気鋭の有田焼の作家さんで、徳永栄二郎氏の作品です。

陶器の有田焼なんて、珍しい・・・!

 

散々悩んだ挙句、こちらの5点を購入して参りました。

 

私のマグカップを見に行ったはずがマグカップはひとつもないという始末。
ただ、こちらのカップはフリーカップとのことで取っ手はありませんが、このカタチに惹かれて、うっかり3つも連れて帰ってしまいました。
女性の手には直径が大きそうに見えるのですが、ペコッと一箇所くぼみがあって、そこがなんともかわいらしいのと同時に手に収まりがいいのです。

 

セットで使えるように、赤茶と濃紺のカップとお皿を。

 

そして私のモーニングコーヒー用はこちらのピンクのものにしました。

こちらは特別な焼き方をしているらしく(炭化焼成と言っていたかな?)、これひとつで、赤茶と濃紺のカップ・お皿計4点とほぼ同じお値段。私にとっては非常に高価な器です。

もともと繊細なマグカップを探していて、実際には予算の約3倍になってしまいましたが、繊細という意味では陶器は案外繊細なので希望に沿うものとなりました。しつこいですが、取っ手はないのでマグカップではありませんが(笑)。
使うたびににやけてしまい、気分が上がるのでいい買い物が出来たとうれしくなります。

 

 

あまりにもテンションが上がりすぎてお店の写真を取り忘れましたが、日本でもなかなか見ることがないものに、まさかここシンガポールで出会えるとは思いませんでした。
ローカルはもちろん周辺国からも、すばらしい日本の工芸品を求めてやって来ています。
私たちは日本人ですから、日本らしい特別な贈り物を探す時には間違いないお店だと思います。

お店の方からも、雫ちゃんと一緒にまたご来店くださいねとおっしゃって頂いたので、遠慮せずにまた目の保養をさせて頂こうと思っています。

 

ところで。私が悩みまくっている間、雫はバッグに入っておとなしく、お店の方にも他のお客さんからも大層驚かれておりました。お腹もいっぱいで眠くなってきているのは内緒。ぷぷ。


ずっとこんな感じで、イイコでした

 

あーーー楽しかった!あまりに素敵で変なホルモンが出まくりました(笑)。
日本の技術を目の当たりにし、日本人であることを誇らしく思えた私なのでした。

ちるちゃんもお買い物に付き合ってくれてありがとね。

 

☆日本の工芸品を取り扱うギャラリー HULS Gallery Singapore は、こちら

 

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