大人の歯列矯正・3回目調整 体に備わった調整能力のすごさ

45歳になってから歯列矯正を始めました。(→記事
2回目の調整に続きまして、3回目の調整後のメモです。

3回目の調整では、下の歯にも中央の1本を除いて器具(ブラケット)が装着されました。
前にお話しした通り、今までは下の歯のスペースを確保するためにまず犬歯を後方にずらしておりましたが、2回目の調整で犬歯が大きく移動したことでスペースも出来てきて、前後に重なっていたうちの後ろ側にあった歯も少しずつ前に出てきたのでした。

よく、歯が抜けたあとはそのままにしておいたらダメだと、周りの歯が動いてしまうから。と聞いたことがありましたが、それを実体験したわけです。本当に、見事に動くんですよ!

と、いうのも。
犬歯にはブラケットがついてコイル上のワイヤーでお互いに押し合っていたわけですが、その犬歯と犬歯に挟まれた4本の歯にはブラケットも何も装着していませんでした。何も処置をされていない状態だったにも関わらず、犬歯が移動するに伴ってその4本の歯も移動していったのです。
舌で触ってみたり、物を食べようとする時、器具がついている歯と同じように痛みがあり、はじめは他の歯の痛みが伝わっているだけかと思ったのですが、矯正開始から撮り始めた写真で比べると明らかに歯が動いています。器具をつけていれば動くのは当然でも、そうでない歯も思ったより簡単に動くことがわかりました。

恐るべし、体の調整能力!

つまりは、もし何らかの理由で歯が抜けてしまった場合、周りの歯は簡単に動いてしまうということ。
すると、噛み合わせに問題が出てきたり、体の歪みの原因になってしまうだろうことは容易に想像つきます。たかが歯ですが、されど歯ですものね。
歯1本なんて、体全体から見たら小さなパーツですが、侮れません。

 

こうして下の歯にもブラケットが着いたのですが、すると途端に、知覚過敏になったほど大きく動いた犬歯(→記事)の隣の歯がものすごい勢いで動き始めました。
歯医者から帰宅した夕方に鏡で見たときと、就寝前とでは目に見えて動いているのがわかりました(隙間の大きさでわかるのです)。

と、このような動きっぷりなのでさぞ痛かろうと思ったら、それは想定の範囲内。
もっと痛かったのは、実は上の歯でした。

2回目の調整の時には手付かずだった上の歯でしたが、3回目の調整ではワイヤーを交換して、またタイトになりました。よくよく見てみると、ワイヤーが太くなっただけではなく、今までは丸いワイヤーだったものが四角いワイヤーになっています。
緩みが出ていたワイヤーに変わり、しっかりと歯に圧がかかり、ピシッと締められる感じ。歯がまとまる感じは嫌いではありません。何より緩みがなくなったことで、口元の納まりが良くなるのがうれしいのです。
が、夜になるとこめかみあたりまで痛みが伝わってきて、無理するのも嫌なので痛み止めに頼ってしまいました。

ですが、2日目以降はもう大丈夫。キュッと締め付けられた上の歯も馴染んで遊びが出てきました。
思った以上に人間の体というのは調整がきくのかもしれません。

これを何かに応用できないかなぁ???(←この話はまた後日。)

今回も大きく歯が動いたことで知覚過敏を心配しましたが、ちょっとでもしみたらシュミテクトを使えば事なきを得、前回のような脳天直撃は免れています。もちろんこのあとも油断はできませんけれど。

 

それほど歯が痛くないような場合でも案外歯は動いているのですが、痛い時には目に見えて確実に動きますので、それを楽しみに痛くても耐えられる私です。
ね?歯の観察は痛みに耐えるためにも必要でしょ?。(→記事

 


心強い歯磨き粉もあるしね!

 

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