大人の歯列矯正・続報

いい大人になってから歯列矯正を始めました。（→記事）
矯正器具を装着して３日目、前記事からの続報です。

歯が動く時は痛い、というのは確かに聞いていました。
もちろん、どんな感じに痛いのかとある程度は想像して矯正することに踏み切ったわけですが。。。

やばいです！想定以上に痛いです！！！

歯列矯正で何が怖かったかって、抜歯すること。どこも悪くなっていない歯を４本も抜歯。想像するだけで怖かった…。そのお話は前回させて頂きましたが、麻酔も効いているし痛み止めもあるし、数日間血の味がするのさえ我慢できればほとんど通常と変わりない生活ができるので、想定の範囲内よりもっと範囲内。どれだけ辛いことを想像していたのか、って話でもあるのですが。
この辛いところを乗り切ったのだから、あとは大丈夫だろうとタカをくくっていました。はい、甘かったです。

歯が動く痛みは想像の遥か斜め上でした。。。

歯が動く時って、親知らずが疼く時みたいなものかなぁと想像していました。私の親知らずは季節の変わり目ごとに定期的にちょっとずつ生えてきて、周囲を圧迫しながら動いていたのですが、矯正で歯を動かすのもきっとそんな感じなのだろうと。
ところが矯正の場合は動くのは同じでも、それは親知らずのように一箇所ではなく、全体で行われるのだった！しまった！考えれば当たり前のことですが、そこまで想像出来ずにおりました。
ただね、動く痛みは耐えられるのです。ずーーーんと重いような鈍痛ですから。女性はそういうの慣れていますよね。

では、何が辛いって、動かしている歯全てがびっくりするほど敏感になっているのです。何もしなければ、ただ鈍痛に耐えればよいだけなのでまだマシなのですが、ちょっと歯に触れるとヒーーーッ！となります。歯磨きももちろん痛いし、自分の歯が当たるのもダメ。ということは噛めないということですから、食べられるものが限られます。
これなら噛めるかな？と買ってきたグレープフルーツの果肉さえも噛めませんでした。フルーツも今は全て無理。現在は噛まなくても済む流動食っぽいものしか受け付けません。スープ、アイスとヨーグルトが唯一食べられるもの。。。

矯正器具を着けて、２日目３日目に痛みのピークが来るとのことでしたが、私の場合は装着後10時間経たずに痛みが強くなり始め、２日目がピークだったようで痛み止めの薬に頼ってしまいました。３日目の本日は前日よりはだいぶマシ。薬無しで耐えられました。
この痛みは１週間くらいで落ち着き、１ヶ月毎の調整でまた痛む、という繰り返しになるそうです。
今はまだ器具の装着にも慣れていないので、その辛さもあります。これも１週間くらいで慣れてくるそうですがどうだろう？また、装着した自分の顔がまだ見慣れなくて、残念な姿が増していることも精神的なダメージを加速させます。ということで、トリプルの辛さ。

そうは言っても、自分で決断して始めたこと。口の中が器具が当たって傷だらけの口内炎だらけになっても、なんとか最後まで走り切らなければなりません。
とりあえず、最初の１週間を乗り越えれば楽になるはず！とそれを信じて今日も明日も歯磨きなのです。
ガンバレ、自分！

さてと、雫の笑顔でも見て癒されるとするか。。。

にぱ♪