まさかのそっち?! 雫が恐れるモノ

今月は雫の注射月間です。
日本にいた頃は、お役所から案内が来て、地域の公民館に狂犬病予防接種を受けに行けば、法的な飼い主の義務を果たせたので、そこに関しては気楽なモノでしたが、今は結構気を遣います。(←大げさ)

 

日本からシンガポールに出国する時には動物検疫所にお世話になりました。たくさんの書類を用意して、諸々の要件を備えなければならず、手続きに手間と負担とを要します。それはそれは大変でありました。
雫もいろいろ負担に耐えてくれました。

いつの日か、また日本に雫が入国する時には、同じようなハードワークが待っているわけですが、海外在住の今やっておくべきこととは、キッチリと狂犬病予防接種を受けること!!!

へ?普通じゃない!?

と思ったでしょ?これがそれほど簡単ではないのです。(←大げさ2)

 

狂犬病予防接種の有効期限である1年以内に、確実に次の予防接種を受けなければなりません。
ざっくりと1年に1回、注射をすればいいと考えていたら大変なことになります。
たとえ1日たりとも、有効期限を過ぎたらダメ。空白期間が存在してはいけないのです。

 

すると、どうなるか?
日本に入国する時に手続きがさらに面倒臭く、ややこしくなってしまいます。ちーーーん。

 

雫は現在、シンガポールに唯一の日本人獣医師に診てもらっているのですが、この病院、我が家からちょっと遠い。
私の英語力と方向音痴加減ではタクシードライバー(ワンコは公共交通機関は利用できないので、雫の移動はもっぱらタクシーです)に病院の場所を説明するのも心許ないし、病院にひとりで行くのも何かと不安なので、ライアンがいる週末に一緒に行くことにしています。
そして、日本人獣医師の予約も取らなければなりません。(ここは場合によっては他の獣医師でも問題ありませんが、医療用語は日本語の方が楽なので。汗)

 

つまり、有効期限と週末とを鑑みて病院に行く日取りを決めなければならず、確実に有効期限内に接種するとなると、否が応でも徐々に接種の時期が早まり、今年は年明けすぐの日程になってしまいました。
こうなると、次の接種は年末か・・・。

忙しい時期だけれど、忘れずに行けるだろうか。大丈夫だろうか・・・。

病院からそろそろ注射の時期ですよーと去年までは案内が届いていたのに、引っ越して住所が変わったら、届かなくなっちゃいました。
しっかり覚えておかねば!!!(重要任務!)

 

 

さて、本日も相変わらず前置きが長くなりましたが、この週末、雫は注射を受けて参りました。(狂犬病の方はその前に受け、この日は混合ワクチンでした。)
痛恨のミス!カメラを忘れてしまったので、スマホの写真で失礼します。

 

待合室での雫です。余裕の表情です。すでに今月2回目の来院ですので、心に余裕があるようです。

 

写真を撮ろうと呼び掛けると、こちらを向いてくれるけれど、

 

誰かが動いたり、扉が空いたりすると、ソワソワしています。あれ?心の余裕はほんの少しだけのようですね。

 

それでも雫の食欲は全開。
おやつのサンプルが置いてあるのですが、誰かがそこに行くたびにかなり気にしているので、雫にもあげてみました。

いつものボーロに比べてこんなに大きいのですが、

小さく割ったら、速攻でペロリ。
写真を撮ったには撮ったのですが、あまりに動きが早すぎて何がなんだかわからない写真しかありませんでした。

 

いよいよ、診察台へ。
先生には、抱えているよう指示されます。

 

問診しながら、先生が聴診器を当て始めると、

こんな顔になってしまいます。(その時の写真はないので、別の日の写真を使っています。カペラでお子さんに囲われた時と全く同じ顔。→記事

なぜ?どうして?
ただの聴診器、痛くもなんともないはずなのに、なぜそれほどの唸り声を上げるのか、威嚇の顔をするのか…?

 

ところが、実際に注射になったら、こんな顔。

先生にしっかり押さえておいて下さいと指示されたので、ライアンに変顔させられていますが、ケロリとしたものです。

声もあげないし、動きもせずじっとしています。

聴診器よりも注射の方が痛いし、怖いはずじゃないのかなぁ。
ま、それはあくまでも人間の理屈で、雫としては、滅多に合わない人にお腹に触れられる方がよっぽど恐怖なのかもしれないですね。

 

診察室から出たらドヤ顔で、手乗り狆。

ライアンの掌の上にお座りしています。どれだけ安心したんでしょ、このお方。

 

 

会計を済ませ病院を出たら土砂降りで、これではタクシーもつかまらないなぁと思っていたら、美味しそうなスイーツに目が釘付け。

 

スイーツを食べていたら、あちらとそちらのテーブルにも病院帰りのワンコさんがいらっしゃいました。

ママがお店に買いに行っている間、イイコで待っていたのも束の間、ママが気になって仕方がない!

 

2組のワンコさん達が帰って行ったので、我が家も続くことにしました。

 

帰りのタクシーでの雫は、注射後でちょっとだるいのかな?ライアンのなすがまま。

と思ったら、この後小さく抗議のブーイングが聞こえました。
ライアンたら、調子に乗って力を入れすぎ!

 

今年も無事に注射というノルマを果たせて、ホッと一安心。

そうそう、タイトルにある「雫の恐れるモノ」とは、そうです、聴診器のことでした。注射の方ではないのです。

 

今日もお付き合いいただきありがとうございます。

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