お留守番じゃないよ

ライアンが出張ばかりなのは毎度のことですが、ここ最近、びっくりするくらいの頻度で日本出張が続いています。

平日の出張がない日の帰宅時間はいつも深夜なのに、この日は、まだ明るいうちに帰ってきたので、雫は不思議そうでした。

これからシャワーを浴びて、荷造りして、なんやかんや準備しなければならないのに、１時間後には家を出るとのこと。夜便で日本に出張で行く時はいつもこんな感じです。
見ているこちらも、なぜか妙にバタバタと焦ってしまいます。

着替えたライアンを見て、雫は勘違いして自分からケージに入りました。
極々たまーに平日の夜にふたりで出掛けることがあるので、着替えたライアンを見て、雫はお留守番だと思ったよう。

おっさん、お着替えしたから、お出掛けするのかな？
わたち、さっきお散歩行ったし、ゆっくりしたいからお留守番するよ。

いつもなら私達が外出する前に着替え始めると、雫自身も一緒に行くのかお留守番なのか、確認しにやって来るのですが、この日はむしろお留守番したかったようで、自分からすーっとケージに入ってオヤツをもらうために待っていました。

お留守番するから、オヤツちょうだい

ちるちゃん、出張に行くのはおっさんだけだよ。お留守番じゃないよ。

おっさん行ってくるね、ちるちゃんイイコだね〜

あれ？なでられている雫のお顔、もしかして迷惑そうじゃない？

ライアンが出掛けた後、お留守番ではないと瞬時にわかった雫は、ケージからサッサと出て来て、いつもの定位置でムニャムニャ言い始めました。

ムニャムニャ

それにしても、雫の、ワンコさんの、いつもと違う何かを察知する能力って本当にすごい！
言葉の力に頼らないワンコだからこそ、その分、周りのいろんなことをよく見ていてわかるのかも。ひょっとすると見えない何かまで感じていて、私たちが考えることなんて、ぜーんぶお見通しなのかもしれません。

ま、この日の雫は先を読みすぎて、ちょっと間違えましたけれどね。それもご愛嬌。

今日もお付き合い頂きありがとうございます。