その1では、日本とシンガポールでの水事情についてと健康診断の結果についてまでを、
その2で、蒸留水の健康効果を期待して飲み始め、その後蒸留水器を購入したこと。蒸留水器の使い方までお伝えしました。
最後のその3では、実際我が家で蒸留水器をどのように使っているか、そしてメリット・デメリットをまとめました。
では、つづきです。
我が家の使い方
FULLのラインまでお水を入れると、1回につき約4リットルのお水が作れます。
我が家は夫婦2人+小型犬1匹の家族構成で、2日に1回作ってちょうど良い量です。
今後機会があれば話題にすることがあるかもしれませんが、食事方法をすっかり変えてお米を炊くことがなくなってしまい、その分のお水使用量が減ったので、その頻度で足りています。
家族構成や使用量で、随分違ってくると思われます。これは我が家の場合です。
お水が出来るまで約6時間かかるので、夜寝る前にキッチンでセットしておけば、翌朝にはお水ができています。
一度お水を沸かしてから冷ます構造上、蒸留水器本体は結構熱を持ちます。一度うっかり触ってしまったら熱くてびっくりしました。
夏場は周囲も暑くなると思います。シンガポールは常夏なので、キッチンのドアを開けて使うと熱気がリビングまで来てしまいます。
また、少し音も出るので、1日のキッチンの片付けが全て終わってから水をセットし、キッチンのドアを閉めておく、というのが我が家のスタイルです。
というのも、こちらのエアコンは感度がいいのか悪いのかそのあたりが微妙で、キッチンの蒸留水器の熱気を感知して、朝起きたらあまりにもリビングが冷えすぎていてビックリすることがありました。
(湿度の高いシンガポール、カビ対策のためにもリビングのエアコンは24時間つけっぱなしです。)
不必要にリビングのエアコンを働かせないためにも、キッチンのドアを閉めておかなければなりません。
水差し
野田琺瑯のポトル
出来上がったお水は約4リットル。
我が家では出来上がった蒸留水をためるボトルはガラス容器を使っているので、破損も気になるし、4リットル容器から直接コップに注ぐのは重いし、大変です。
そこで、上の写真のポトルを水差しとして使っています。
ガラス容器から一旦こちらに移します。使い勝手はいいです。
このポトルを水差しにしたのには理由があります。
・安定感がある
・蓋部分の直径が広い
・丈夫な素材
・冷蔵庫にも入る
・水差しとして使わなくなってもヤカンとして使えばいい
以上の理由からです。
4リットルの水が入ったガラス容器から水差しに移し替えることを考えた時、よくある縦に細長い水差しだと不安定になります。ちょっとぶつかったら倒れそうです。
また、高さがある分、重い水をその高さに持ち上げなければなりません。
このポトル、使い勝手はいいし、見た目もカワイイし満足しているのですが、ただ一点、そそぎ口がむき出しで埃が入りそうなのは気になります。。。
フィルター交換
交換頻度はその使う頻度によるので、何日に1回とか何ヶ月に1回とか一概に言えないのですが、我が家の場合は、味が気になるようになったら、です。
毎日徐々変わるので気づきにくいのですが、あれ?と水に違和感を覚えたらフィルター交換時期。
なんとも感覚的ですみません。
ちなみに、フィルターは冷蔵庫にしまってはいけません。フィルターが冷蔵庫の匂いを吸ってしまいますので。
このことは、我が家が蒸留水器を買ったカフェのお姉さんに注意されました。
カルキ除去
毎度使うたびにクエン酸でお掃除したら、気持ち良く使えるのでしょうけど。
ズボラな管理人はこちらもある程度汚れがたまってきたら、という頻度です。
今回は汚れが残っちゃうだろうなぁと思うくらいでも、アラ不思議。毎度キレイになってくれます。
クエン酸パワーすごいです。
メリット・デメリットのまとめ
メリット
・重い水を買いに行かずに済む
・水の欠品を気にしなくて良い
・スーパーの行列に並ばなくて良い
・ゴミが出ない
・我が家のペースで水を用意できる
・犬用と人間用の水を別に用意しなくても済む(同じ水を飲用できる)
・自分で作るので、水に安心感がある
・健康効果が期待出来る
デメリット
・電気代がかかる
・蒸留水器のセットをする必要がある
・本体についたカルキ除去の手間
・消耗品が必要
・作動中の音と熱
まとめると、こんなところでしょうか。
我が家的には、断然メリットが上回るので導入して本当に良かったと思っております。
最後に
ワンコも人も安全なお水を飲みたいですよね。できれば手軽に。
我が家が導入して大満足な蒸留水器。
お水を気にされている方々の参考になれば幸いです。
おわりに水飲みちるさんで締めたいと思います。
安心できるお水が飲みたいワン
我が家ではワンコもヒトもこんなお水を飲んでるよ〜、誰かの参考になったらいいなぁ、なんて軽い気持ちで書き始めたら、想像以上の長さになってしまいました…
サクッとまとめられたらよかったのですが、どうやら思い入れがあったようで、我ながらビックリです。
雫ブログなのに、雫の写真がほとんどないという事態になってしまいましたが、最後までお付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
我が家の水差しはポトル。かわいい色がいっぱいで迷いますね。
雫家と同タイプの蒸留水器はこちら。
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