【ディープなシンガポール】タイ料理ムーカタを食べて体調を整えよう 〜SIAM SQUARE MOOKATA編

年末年始の休暇に、シンガポールで未だ試していないことを企画し、ついにムーカタを試したところ(→記事)すっかり気に入ったライアンと私。

この記事にもありますように、私たちはセントーサでステイケーションしたのですが、その時はあまりのおいしさについつい糖質過多な食事になってしまいました。するとあえなく体重増加! ひえーーー。

いつもの食事に戻すことにより、一気にむくみが取れて体重も元に戻ったのですが、我が家でいつもの食事といえば、お肉を中心としたたんぱく質多めの食事のことです。

 

ということで、前回タクシードライバーに止められた例のチョンバルのムーカタで、お肉をがっつり頂くことにしました。

 

事前に調べてみると、どうやらHDBの中にあるらしい。
※HDBとは、シンガポール国民の8割が暮らしている公営住宅のことです。

バスを降りて、不安に駆られながら歩いて行くと、どうやらこちらのHDBの奥の方にあるようです。

 

本当にここにあるのかな?ドキドキ・・・

 

内の方にずんずん進んで行くと、どうやらそれらしきところがありました。
・・・あった!

 


ここです。

 

ね、ね、ね?どうですか? ローカル感ありますでしょ?(写真で伝わってます?)

この写真ではお店はほとんど閉まっているし、お客さんもまばらに見えますが、遅い時間になればなるほどお客さんで混んできました。

 

 

こちらのお店では、ビュッフェの定額か、アラカルトで食材を選びます。
お肉の一皿分のお値段がリーズナブルでしたので、私たちはアラカルトでお肉を中心にオーダーしました。


写真の右下にあるのは野菜の盛り合わせ、お肉を10皿ほど、エビとアサリはダシが出るように注文してみました。

 

前回のゴールデンマイルで、ムーカタの食べ方や注文するものを予習していたので、こちらでもスムーズにオーダーが出来ました。
半ば強引にタクシードライバーに連れて行かれたゴールデンマイルでしたが、あそこでの経験がなければ、ここで食事をすることは無理だったかもしれません。
オーダーする時点では食べ始めている人がまばらで、マネしたくてもマネをする人もいなかったので、何をどのようにオーダーしたらいいのか皆目見当がつかなかったかと思われますし、お店の人に聞くにしても、そもそもどんなお料理なのかわからなければ、何を聞いたらいいのかそれすら難しいですから。

それにしても、このローカル感漂う雰囲気・・・。
ガイドブックに載っているホーカーとは違い、ここにはむしろ、ローカル感しかありません。手加減している様子が皆無です。
観光客はもちろん、チョンバルには日本人も割と住んでいるはずですが、日本人も全く見掛けません。
今の私はこの雰囲気にも慣れているので問題ないですが、シンガポールに来たばかりの頃の私だったら、この雰囲気に飲まれてしまって食事することは無理だったと思います。(落ち着いて食事なんてきっと無理!)

ガイドブックに載っているような有名なホーカー(屋台がたくさん集まっている屋台村のような場所)には観光客もたくさんいらしてて、むしろ観光客向けに対応されているような面もありますが、ここはそうではありません。
地元感しかありません。

 

これは、ディープなシンガポールで間違いないでしょう。


ね?ディープでしょ?

写真の顔は隠してますが、私、めちゃくちゃ笑顔です。
なんだか妙に楽しかったのです、この雰囲気が。それに我ながら成長したなぁと思ってしまって、笑いっぱなし。

 

そうそう、ムーカタの食べ方はもちろん前回と同じです。
溝のついた鉄板の上では肉やシーフードを焼き、鉄板の外周りでお鍋をする。お好みでタレをつけて頂きます。
鉄板の上で焼いたもののダシや肉汁は鍋の中に伝い落ちるので、お鍋は味に深みが出て、鉄板焼きと鍋が一度で両方楽しめるというもの。

 

肝心のお味ですが、こちら、鶏肉がおいしかったです。東南アジアではどこでも鶏肉がおいしいですが、ここでも間違いありませんでした。ベーコンは独特の風味があったので、次回はなくてもいいかなぁと思いました。
それから、タレがおいしかったのが印象的でした。辛さ別に数種類用意されていて、辛さ控えめのものとスペシャルと書いてあったものを使いましたが、どちらもとてもおいしかったです。

 

私たちはお肉をガッツリ食べて体調を整えることが目的でしたから、炭水化物は控えましたが、周りの方はインスタントラーメンをお鍋に入れていました。
ほとんどのテーブルがそうしていましたので、それがスタンダードなのかもしれません。

 

ここは一皿のお値段がリーズナブルなので、お肉をしっかり食べたい時にもってこいです。
次にオーダーするなら野菜はセットではなくアラカルトで、鶏肉を多めに、そして、ミンチ(写真はありませんが、ハンバーガーのパテのようでした)も多めにオーダーすることにします。

 

さて、体調を整えるためのムーカタでしたが、おかげさまで、ステイケーションで一気に増えた体重が、お肉をしっかり頂いたことと炭水化物を控えたことで、むくんだ分の水分がじゃんじゃん抜けて(トイレが近くて嫌になるほど)すぐに元に戻りました。

お肉をしっかり頂くと体調が整う我が家の食生活に、ムーカタは欠かせないものになりそうです。
我が家の食事のローテーション入り、決定!

こうして、ますます「ディープなシンガポール道」に邁進する我が家なのでした。

 

ひとつ残念なのは、ここも雫は一緒に行けないこと。
雫はこの日、こーんな風にバテバテでしたので、進んでお留守番してくれましたけれど、ね。


わたち、バテバテなの

 

今日もお付き合い頂きありがとうございます。

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