覚書:ケンネルコフ(?)の治療について

今回も我が家にとっての覚書として残しておこうと思います。

少し前のことになりますが、雫の咳がひどくて病院で診てもらったところ、ケンネルコフかもしれないとの診断された時のお話です。

 

 

ある日、急に雫が深く激しい咳をするようになりました。
雫は元々喉が弱く、首を反らしたりなどちょっとした刺激でも咳を頻発することがあるので、いつもの咳が出たのかなと様子を見ていたのですが、いつもより咳が深いのが気になりました。
ごはんを食べたあとは落ち着くのですが(喉が潤うから?)、興奮したり何かの拍子にまた激しく咳が出て、それが長く続いてしまいます。食欲もあるし、元気なのは元気。ただ、深い咳の分、全身で咳をするのが辛そうです。

翌日病院で診てもらったところ、ケンネルコフではないか、との見立て。
食欲があり、元気があるようならそれほど深刻ではないそうなので、注射と薬(抗生剤と咳止め)を処方してもらい様子を見ることになりました。

一度、咳止めが効きすぎてしまったようで不安な場面(普段以上に水を飲んでいたかと思うと、その後はグッタリ…)もありましたが、薬を変えてもらってからは大丈夫。抗生剤を飲み切ってからしばらく経った今でもたまに咳が出ることはありますが、ほぼ落ち着いてきました。

 

 

そもそも、ケンネルコフとは非常に重篤な病気だと私は勘違いしておりました。もちろん、一部重篤化することはあるようですが、私のうろ覚えの知識では、異常に犬が密集した環境の悪いところでかかる重い病気だと思っていたのです。
ところが、先生に他の犬と接触したか?と聞かれたことで、その程度でも感染してしまうものなのか、と逆に驚いたくらいです。ケンネルコフは伝染性のウイルス疾患だからなのですが、密集していればよりリスクは高くなるとはいえ、密集していなくてもかかってしまう時にはかかってしまうものなのでしょう。

ところで、それを密集というかはさておき、実は心当たりはあります。その2週間前まで雫はペットホテルでお留守番をしてもらっていたのです。ただ、今まで一度もこんな症状になったことはありません。

ネットで検索したところ、潜伏期間は1〜2週間とあります。であるならば、可能性として考えられます。
診察では特に検査などはせず、症状からの診断のみ、薬を使いながら様子見ということで、確定診断をしないことに私たちは思わずヤキモキしてしまったのですが、そもそもケンネルコフとはたくさんの種類があるようで、確定するにはそれなりの負担がかかるということと、重篤なケンネルコフには予防接種してあるとのことで、今回の雫のように元気があり食欲もある場合には様子見することでよいそうです。

とは言うものの、過保護な私たちは、雫の空咳が少しでも続くとまた心配になってしまい、やっぱりよく診てもらった方がいいんじゃないかと思ってしまいます(汗)。相変わらず元気で食欲旺盛なので大丈夫なのでしょうが(笑)。

 

今回の雫の咳は結局、ケンネルコフなのかそうでないのか、つまり抗生剤が効いたから咳が止まったのか、はたまた咳止めでおさまっただけなのか、その辺りはイマイチわかりませんが、いずれにしても、体調の変化には早め早めに対処してあげたいところです。
いつもの咳にしては激しいけど何???と不安になるばかりで、ケンネルコフの可能性は1ミリも疑っていませんでしたので、今回の件で勉強になりました。
やはり、気になる時にはとりあえず病院、が吉ですね。

 

ということで。
時節柄、ワンコさんもニンゲンさんも、みなさんお気をつけて。


元気にお過ごしください

 

今日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

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