ライアンが、続けざまに別々の人からおいしいホッケンミー屋さんの話を聞いたそうで。
シンガポールに6年半住んでおりますと、実は、ローカルフードと聞いてもそれほど心踊るわけではありません。まあそれなりに一巡したよね、というのが正直なところ。ただ、あまりにも立て続けに聞いたものだからやっぱりちょっと気になりまして、時間を見つけて行ってきました、その噂のホッケンミーを食べに。
調べてみると、どうやらホーカー(屋台がたくさん集まっているところ)の中に入っていてリーズナブルな価格のよう。
我が家からはひと距離あるためタクシーを利用するとなると、タクシー代の方が随分と高くついてしまいます。それもなんだかなぁと思い、その日は時間に余裕があったのでバスで行くことにしました。
シンガポールのタクシーは日本に比べてお安いですが、公共交通機関であるバスは、さらにさらに格安で利用できます。うまく乗りこなすことが出来ればかなり便利なんです。(日本と違いペット連れでは利用できないので、雫と一緒の時には残念ながら利用できません。)
2階建バスの上階の最前列を陣取る私たち。この席が空いている時には迷わずここ。旅行気分が味わえて、なんだか妙に楽しいのです。
シンガポールの中心街であるオーチャードエリアからバスに乗り、20分程で到着。
こちらの建物内のホーカーの中に、目当てのお店があります。
ここです。
GEYLANG LORONG 29!
ホッケンミー一択でオーダー。事前に調べたところによると、10ドルのサイズが2人前相当だということでしたので、とりあえず10ドルのサイズにしました。
出来上がりまでは、ホーカーの別の店で買ったライムジュースを飲みながら待ちます。
テイクアウトの注文も次から次へと入っているのをみると、私たちの順番はまだ先になりそうです。
しばらく待ったのち、はい、きました。
どーん!
ライムをギュッと絞って、いただきまーす。
私たちはホッケンミーの経験値はそれほど高くないのですが、それでもこのホッケンミーがかなりおいしいレベルだということはわかりました。
だしのきいたアンが絡んで、具もしっかり。カリカリのお揚げがいいアクセント。シンガポールスタイルで、麺が短いところも食べやすいです。
ローカルの方達は、日本人のように長い麺をすすらずに、レンゲに麺を一口分ずつ入れてから口に運ぶスタイルなので、麺が予め短くカットされているのかもしれません。(←ホッケンミーの経験値が低くて不確か)
ライアンと私、それぞれ何口か食べたところで相談。
どうする?追加の注文もしておく?次はいつになるかわからないから、思う存分食べておこうか?
はい、おかわりも、どーん!
またしても、10ドルサイズです。
日本人的な感覚では、これを2人前というにはちょっと少ないかな、と思います。が、このサイズを一人で食べるには私には多すぎました。おかわりは6ドルサイズにした方が良かったかもしれませんが、お若い方なら女性でもぺろり、だそうです。
ちなみに、最近日本のテレビでも紹介されたお店らしいです。
観光旅行中に行くにはちょっと不便な場所かなぁとも思いますが、ホッケンミー好きには外せないお店だろうと取り上げてみました。ローカル感も味わえますよ。
さて、しょぱいものを食べた後にはなぜかコーヒーが飲みたくなる私たち。
地図で検索すると同じ並びのすぐ近くにカフェがあるようなので、行ってみました。すると、想像以上に小洒落ていて人もたくさん! かろうじて席が確保できたので、アイスコーヒーを。すると、甘締めしたいライアンがケーキも選んでおりました。
アイスコーヒーはこんなボトルに入ってサーブされます。なんともオシャレ!
帰りもまた2階建てバスの、上の最前列の席でウキウキと帰宅したのでした。
シンガポールに6年半住んでいながら何なんですが、通っぽいお店を開拓出来て良かったです。
今日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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