土砂降りの雨の下

かつてはレモンやライムにかじりついていた雫でしたが、ライムの酸っぱさに気付いてしまったのは(→記事)、雫も何度か訪れているこちらのお店でのことです。

The Dempsey Cookhouse & Bar

こちらは、ドッグフレンドリーな上に、席も広くて、涼しく眺めも良くて、屋根がしっかりかかっているので雨が降りそうな時でも安心。しかもお料理もおいしいと来た。
我が家からはタクシーを使わなければならないことを除けば、完璧です。

この日はちょっと心配な空模様でしたが、雫も一緒にお出掛けしたそうな眼差し。
いつものカフェでももちろんいいのだけれど、気分を変えてデンプシーヒルまで行くことにしました。


ごきげんさん

 

さて、ライムが添えられていたのは、

こちらのお料理でした。仔牛のカツレツ。

 

こちらもおいしかったのですが、このお店は他のお料理もイケるのです。
この日、上のお料理以外にオーダーしたのは、


ブッラータチーズとピザ。

ブッラータチーズは、前回おいしかったので再注文してしまいました。よくあるのは、トマトとバジルとブッラータチーズにオリーブオイルをかけたもの。ですが、こちらのお店ではマーマレードが添えられていて、これが良く合うのです。チーズ好きにはたまりません。
それと、下手なピザ屋さんよりよっぽどおいしいピザ。前回のピザもおいしかったけれど、こちらも美味でした。

 

のんびり食事をしていたところで、何の前振りもなく、それはそれは突然、大雨が降って来ました。
ポツポツと落ちてきた途端、土砂土砂土砂ーーー!!!ですよ。


それほど降っているように見えない?相当降っています!!

 

どんどん強まる雨足。屋根がしっかりかかっていても、雨が吹き込んで来るほどになり、テーブルをずらさなければならなくなりました。
その頃、お店の前にタクシーで乗り付けたお客さんは、店にたどり着く前にずぶ濡れ。せっかくオシャレしていたのにかわいそうでした。。。

 

なかなか雨が止まないので長居決定につき、デザートも追加。

こちらのキャロットケーキもおいしかったです。

どうでもいいお話ですが。
私もライアンも甘党で、日本にいた頃はふたりでよくケーキを食べ歩いており、かなりスイーツ偏差値は高いと自負しておりました。
ところが、シンガポールのケーキは正直イマイチで、偏差値は下降の一途。おいしいケーキの経験値が増えないので、偏差値も上がりようがありません。お値段の割においしくないのは普通のことです。おいしくないのを承知でケーキを食べている日々なのです。
ここ最近は日本のケーキ屋さんも進出し、以前に比べれば選択肢も増えましたが、それでも、管理が甘いと言いますか、クリームの水分を吸ってスポンジがべちゃべちゃだったり、シュークリームの皮がふにゃふにゃだったり。いつもというわけではありませんが(私の経験では半分以上の確率で)、そんなこともあります。。。
それでも食後に何か甘いもので締めたい!というのは、甘党のサガ。
そんな中、私が見つけた法則はキャロットケーキはハズレがあまりない、ということです。

そんなわけで、いろんなキャロットケーキを食べましたが、これはかなりおいしい方でした。

 

この日の雫は、ちょこんとお座りをしてイイコにしていることもあったのですが、

 

いつもに増して前のめりで、


何食べてますかー?

イスの肘掛けに前足をかけて立ち上がってテーブルをのぞいているほど。

 

ちょうだいが激しかったので、最後はライアンに捕まりました。


つかまりまちた、テヘ

これはこれでかわいいのですけれどね。

 

ずいぶん長居をしたところで、土砂降りから一転、ピカーンと晴れたのでやっと帰宅することが出来ました。長時間外にいたので、最後は雫も眠そうでした。

雨の下と書いて、雫。文字通り、雨の下で過ごした雫家でした。

 

今日もお付き合い頂きありがとうございます。

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