ある日、みんなで近所のスターバックスにお茶をしに行った日のことです。
カフェ好き、スターバックス好きな雫はご機嫌です。
スターバックスでは通常、飲み物以外の注文はなく、すると当然、雫は味見をすることも出来ないのですが、風に吹かれながら道行く人をこんな風に眺めるのがお気に入りの雫です。
通り過ぎる人に笑顔を向けられたり、時には「かわいいね!」と声を掛けられるのが大層お好きなご様子。
この日も笑顔で声を掛けられていた雫。そんな中、あるひとりの男性が雫を二度見して、一旦通り過ぎたものの、引き返してきました。
「なんて種類の犬なの?」「撫でてもいい?」
彼にとってはかなり珍しい犬種だったようで、雫を撫でながら終始笑顔の彼。とってもうれしそうです。
雫は家族以外に撫でられるのは、実のところあまり得意ではないのですが、最近はそういう機会が増えていたので、他人にもおとなしく撫でられるようになってきていました。
「写真を撮ってもいい?」
「このコと自分が一緒にいるところをビデオで撮ってもらえないかな?」
雫のことを写真に撮ってもいいか?と許可を求められることは頻繁にあるのですが、ビデオを、しかも自分と一緒のところを撮影して欲しいと頼まれたのは、初めてのことでした。もちろん喜んで撮影させて頂きました。
最後に彼はもう一度雫を撫でたあと、名残惜しそうに雫にチュ!と頭にキス。
おとなしく撫でられていた雫でしたが、急に彼が近づいたものだからビックリして、その途端「アウ!」と怒ってしまいました。
雫の豹変ぶりに彼は驚いて、そして爆笑して去って行きました。
最後の最後はやっぱり雫でした。姫キャラ雫が出てしまいましたねぇ。。。
さっき「アウ!」と怒ったワンコとは思えないくらいのいい笑顔の雫。
愛想よくこんなお顔をずっとしていたら、もっとみんなにかわいがってもらえると思うのだけれど、姫キャラ雫には到底無理。飼い主としてはこのわかりづらいところが、雫の魅力だったりするのですが、うーん、難しすぎるでしょうか(苦笑)。
今日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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