夕日に光る雫のわけは。シンガポールの家事情より

シンガポール特有の物件選び

シンガポールは赤道直下にあります。
ですから家を選ぶ際には、不動産屋さんの話では、東西南北をあまり気にしなくても良いとか。

とはいえ、周囲の人の話を聞くと、日当たりを重視したという方が結構いらっしゃるので、まあ、人によるとしか言いようがありません。

ところが、以前ある友人宅にお邪魔したら、昼間でも厚手のカーテンを閉めて電気をつけておりました。
聞けば、あまりにも日当たりが良すぎて、日中とっても暑い。
洗濯物は一瞬でパリパリに乾くけど、すぐに傷んでしまう。だからいつも乾燥機を使用しているとのこと。
賃貸契約期間が終了したのと同時に別の物件に引越してしまいました(他にも理由があったそうだが)。

ご家族のライフスタイルに合わせて家を選ばなければならないというのは、全世界共通ということですね。

雫家的物件選びの視点とは

さて、我が家はというと、家の中で一番日当たりが良いのはなんと!メインベッドルームのバスルーム。
リビングは、北西にあります。

Google先生によると、シンガポールの緯度は北緯1度ちょい。一応北半球に位置しています。
ですから、リビングより南にあるバスルームの方が日当たりがいいのは当然なのです。

リビングは北西にあり、日当たりはあまり良くありません。日中でも電気をつけて過ごしております。天気が悪い日なんて真っ暗です。

 

でも、それでいいと思っております。それがいいのです。

 

なぜなら、我が家には雫がおりますので、雫のためにもリビングのエアコンは24時間つけっぱなしです。
湿度も高い熱帯のシンガポールですから、カビ対策のためにも、旅行で家を留守にするときでさえもエアコンはつけっぱなしにしております。

もし、これが日当たりのいい部屋だったとしたら、どれだけ電気代がかかるのか考えるだけでも恐ろしい。

エアコンの設定温度は高めで自動運転にしているのですが、この日当たりの良くない部屋のおかげで、エアコンが作動していないことの方が多いくらいです。
家具も、マーライオンの上から飛び降りるつもりで買ったお気に入りのラグも、日焼けによる色あせを気にしないですみますので、本当にありがたい。

また、バスルームの日当たりが良いおかげで、そちらは水周りのカビも気になりません。
シンガポールのバスルームには換気扇が付いていないにもかかわらず、です。
だからといって、夜まで日中の暑さがこもることもありません。

さてさて、この日当たりの悪いリビングですが、一日のうち一瞬だけ、日が差す時間があります。
我が家はコンドミニアムが立ち並ぶエリアにあるのですが、日没近くの時間、ご近所のコンドミニアムの隙間から西日がリビングに差し込んで明るくなります。

そんな時間にたまたま雫が窓際にいて、こんな写真が撮れました。

夕日に光る雫さん

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ちるちゃん、光っているよ。
こっちを向いてくれてありがとね。

最後に

日当たりが良いのはいいことだけれども、良すぎるのも考えもの。
日本で当たり前に良い条件が、必ずしも当てはまるわけではないシンガポールでの物件選び。

日当たりがあまり良くなくても悪いことばかりじゃないよ、という物件の選び方、雫家的視点でした。

我が家と同意見の方が周りにいなかったので、こういう見方もあるんじゃないかと思った次第。
どなたかの参考になればうれしいです。

 

今日もお付き合いいただきありがとうございます。

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