引越しから1ヶ月。反省と備忘録。

あの、長かった引越しからちょうど1ヶ月。(→記事
なんとか段ボールも全開梱し、業者さんに引き取ってもらって、やっとスッキリしました。
部屋のオーナーとの交渉事で済んでいないことがあるものの、日常を取り戻しつつある今日この頃です。

覚えているうちに、今回の引越しについて反省と備忘録をまとめておこうと思います。
地域限定な内容で、雫の出番は少ないです。すみません。

反省

今回の引越しほど荷物が多いことのデメリットを痛感させられたことはありません。ミニマリストにほんのり憧れがありつつも、中途半端な断捨離で甘んじていたことを恨めしく思いました。
とはいえ、やはりある程度、日本製品のストックを持っておきたいというのも、海外在住者の辛いところ。日本製品はやはり優秀なので、一時帰国のたびにまとめ買いは必至なのです。

それに、我が家の場合、ものの多さの一番の問題は家具。
通常駐在員は期間が限られた海外生活になることが多いので、みなさん大概、家具付きの部屋を選ばれたり、家具のリースを利用します。我が家も家具のリースを利用したかったのですが、諸々の事情で利用するのを断念せざるを得ませんでした。そこで必要な家具は全て買い揃えなければならなくなったのです。

家具の有無は致し方ないので、今後は、このストックのバランスが課題です。

また、荷造りをしていて辟易したことは、モノの種類の多さです。
同じカテゴリーのモノが多いのも問題がないわけではありませんが、モノの種類が多いと梱包に頭を使うのです。
例えば、読書好きの私は本が多いのですが、大きさに多少の違いはあっても、ポンポン箱に入れていけばいいだけなので梱包は楽です。
が、同じカテゴリーのモノは少なくても種類が多いとそれだけ形が様々なので、梱包の組み合わせに頭を悩ませることになります。大きいものと小さいものを一緒に入れるのは紛れそうだし、箱の中に隙間なく詰めるのも大変です。

今後は、総量を減らすのはもちろんのこと、使わないカテゴリーのものは早々に見切っていくことを目標にしていきます。

備忘録

業者選び

引越し費用は当然のことながら家具の有無で、だいぶ違います。日系業者で家具無しなら大体800SGD〜1,000SGDくらいだろうと聞いておりましたので、それを一応の目安にしておりました。

実際は家具の有無ももちろんですが、業者によっても価格はバラバラでした。

ちなみに、引越し業者各社の見積もり比較を参考までに(我が家の場合。夫婦2人+小型犬1匹)。

・日系C社 3,880SGD
・日系Y社 2,670SGD
・ローカルS社 1,980SGD
・ローカルV社 1,160SGD→1,010SGD
※日系N社にも見積もりをお願いしようとしたところ、日程調整が叶わず、断念しました。

当初、ライアンが仕事でもお世話になった日系のN社に依頼しようとしていたところ、3月は日本人の移動・異動の時期なので、日系の業者は繁忙期であること、値段も通常より高くなること、質も下がってしまうことを教えていただきました。
そこで、ローカルの業者も視野に入れて、見積もりをお願いしました。

サービス内容に違いがあるため、一概に比較することはできないのですが、これほどまでに違います。

日系C社

全てのものの梱包まで業者にお願いするのが基本。モノが多いため、引越しに2日間必要とのこと。繁忙期につき日本人スタッフは常駐することはできず、何件か掛け持ちになってしまい、最初と最後は立ち会う予定、とのこと。

我が家に訪問の後、翌日には見積もりを出すとのことでしたが、なかなか連絡が来ず、諦めていた頃にやっと見積もりが来ました。想定以上に高いこと、私は荷造りは自分でしたいタイプ(変なところが潔癖症なので、見ず知らずの人様に自分の持ち物を触れられたくないのです。。。)であること、せっかく日系の業者に依頼するのに日本人スタッフが常駐ではないことがネックになりました。

日系Y社

梱包・開梱まで全てお任せができたり、全て自分ですることも選べたり、さすが日系の業者で日本国内での引越しと変わらない自由度の高さです。我が家は梱包・開梱は自分ですることが希望でしたし、日本人スタッフが常駐してくれるのは安心感がありました。問題は価格、でした。。。

ローカルS社

シンガポール国内最大手。我が家のエージェントである不動産屋さんにローカルのお勧めを聞いたところ、教えて頂きました。
梱包・開梱は自分で行いますが、当然のことながら日本人スタッフはいません。
思ったより価格が高いな。というのが我が家の感想。

ローカルV社

こちらはライアンがネットで情報を収集して、見つけた業者。見積もりに来られた担当者は大手のS社より対応がしっかりしていて、その場で見積もりを出し、更にその担当者は、メールで会社と交渉すれば、もっと価格が下げられるかもしれない、と言い残し帰っていったそうです。事実、交渉で1,010SGDまで下がりました。
他社と比べると驚きのお値段ですが、評判は悪くなさそうだということで、こちらの業者さんにお願いすることに致しました。

Vimbox Moversについて

ローカルのV社とは、Vimbox Moversです。
大型の家具の分解・組み立ても料金内でやってくれました。(日系C社ではびっくりするような値段を言われました。)日本と勝手が違うという意味で不安もありましたが、総じて、誠実に対応してくれた彼らにお願いして良かったと思います。

実は、家具の扉を1つ割られてしまうというハプニングがありましたが、正直に謝ってくれたことと引越し料金が安かったということもあり諦めがつきました。家具に多少傷がついたり、なーんてこともないわけではありませんが、ここは日本ではありませんし、南国クオリティということで理解できるレベルです(笑)。

デポジット

私の理解力で合っているのなら、引越し元と引越し先のマネジメントオフィスに支払う保証金のことのようです。もし、引越しの際に建物を破損などした場合に備えて、先に保証金を入れておかなければならないとのです。
これは他の見積もり業者もそうでしたが、Vimboxの方で支払ってくれます。

が、引越し元のエレベーター使用料は自己負担となりました。エレベーター内が傷つかないように養生するための費用だと説明を受けました。見積もりの段階ではこちらも業者負担と聞いていたような気がしましたが、行き違いがあったようです。ま、金額にして50SGDでしたが。(引越し先ではこの費用の請求はなかったので、コンドミニアムによるようです。)

保険

日本国内で何度も引越しを経験している管理人は違和感があってたまらなかったのですが、保険は自分で掛けなければなりません。(日本では業者が保険に入っており、家具や建物の破損があった場合には業者負担で修理してもらえます。)
我が家の場合は、壊れてしまったら困るものだけに保険を掛けました。保険を掛けたいモノの総額×2%くらい?(うろ覚え)が保険料。最低保険料は100SGDから。
我が家はリビングの家具がデザイン上壊れやすそうだと思ったので、保険料150SGDくらいを掛けました。

最後に

次の引越しはいつになるのか、日本への本帰国になるのか再度シンガポール内での引越しになるのかは不明ですが、今のこの断捨離熱が高まっている時に、確実にある今後の引越しに向けて、自分へのメモを残しておくことにしました。

 

出張から戻ってくるたびにライアンは、バルコニーから外を眺めて、引越して良かった!正解だった!とうれしそうです。
雫も新しいおうち、特に散歩コースが気に入ったみたいで、楽しそう。
私は、近所にグリーンが多いのがお気に入り。家で長い時間を過ごす分、細かいところが気になって、(例えば、食器洗いのたびに流し周りが水浸しになる妙に水圧の高い蛇口とか、温度調節しかできないシャワーとか、オーナー支給のなぜか寸足らずのカーテンとか)おもしろいところもたくさんあるけれど、徐々に我が家仕様にしていくのが楽しみです。

 

最後は雫の写真で締めくくります。


このコも一緒に引越しまちた

 

今日もお付き合い頂きありがとうございます。

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