雫との出会いは『大奥』から

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日本庭園と狆。鉄板だよね。

プロフィールにもありますが、元々動物全般が苦手だった管理人。
なぜそうだったのか思い返すと、子供の頃に遡ります。

動物、怖い

小学校に上がる前、近所に猿を飼っている方がいました。
確か名前はチーちゃん。(あれ、どこかで聞いたことがありますね→記事
そのチーちゃん、たまに家から脱走したんです。
すると飼い主の方からご近所中に、物を壊されないように、子供は家に入るように注意喚起が入りました。
ある時お気に入りの傘を干しっぱなしにしていて、それをチーちゃんに壊されてしまい、ショックで泣いたことがありました。
そう、動物は危険な存在と思ったのでした。

小学生の頃、管理人が生まれ育った地元ではまだ野良犬がいる時代でした。
動物は怖いとなんとなく思っている子供には、野良犬と遭遇するのはなかなか嫌なことでした。
近所に住む友達は犬を飼っていて、彼女が言うには目を合わせなければついてこない、走らなければ追いかけてこないというので、忠実に守っていましたよ。

ある日、具合が悪くなって早退しました。
帰り道、お友達と一緒じゃないから今日は野良犬に会わなきゃいいけど。
そう思っていたら、なんと4頭も遭遇。恐怖。
次から次にいるのです。畑でくつろいでいるのです。
動物は怖いと上書きした事件。

いつの間にか野良犬は見なくなり、でもペットに特に興味はなく大人になった管理人。
いとこが結婚直前に犬を飼い始めましたが、それを見ても別に欲しいと思いませんでした。

狆との出会い

ところが、ある出来事で一変します。
2003年、ドラマ『大奥』が大ヒット!歴史好きの管理人も毎週欠かさず観ていました。
これ↓

ドラマ『大奥』人気にあやかって、その舞台大奥を取り上げたクイズ番組があったんです。たまたま見ていたら、スタジオに狆が登場し、管理人は画面に目が釘付け!

かわいーーーーー!歴史の教科書で見たことある!掛け軸か何かに載っていた犬だ!本物だ!

あまりに興奮し、帰宅したライアンにまくし立てました。
それ以来、ペットショップ巡りが始まりました。

そして、雫との出会い

狆は国犬にもかかわらず、希少犬種。
ペットショップでお目にかかることは滅多にありません。
が、管理人もライアンも犬との生活は初めてで、ブリーダーさんという存在があることは知っていましたが、そのブリーダーさんをどう見つけて、どう選んだらよいか知識がありません。

調べれば調べるほど、狆は初心者でも飼いやすそうな、我が家にピッタリな素敵情報ばかりでした。

とにかく実物の狆を見てみたい!

そこで、我が家から行ける距離のペットショップの情報をネットでチェックし、出先でもペットショップを見つけたら入る、といった日が続きました。
なんとなーく、女のコがいいなぁと思っていた私たち。ますますハードルが上がるのでした。

ある時、我が家のテリトリー内の2店舗に狆がいる情報をゲットしました。
誕生日が同じだったので、もしかしたら兄弟かもしれません。
比較的近い方の店舗から見に行くと、人懐っこい男のコがいました。
ずっとなんとなーく女のコを探していたのに、なぜかライアンはもう1店舗の女のコを見に行くことを面倒くさがるのです。
意味わかんない!
諦めきれない管理人はライアンを説得して、閉店時間直前にもうひとつのペットショップに到着しました。

女のコなのにキリッとした顔、警戒心が強く、でも賢そう。

これまでに抱っこしたどの子よりも軽くてフワーーーとしてて、柔らかくてあったかい。赤狆を形容する言葉、まさに「ガラス細工のよう」がピッタリでした。

5年間探し求めていたとはいえ、おいそれと決められません。閉店時間も過ぎていたので、ここは一度冷静に考えることにしました。

考えても考えてもなかなか二人とも決断ができません。お互いに、決断してくれればそれに従う、と。
結局、最後の最後は、管理人があのコが雫だと結論を出しました。(→経緯

お迎えに行った日。
再度抱っこした時「あんた達どうするの?」みたいな顔をしていた雫。
もう随分前から名前は決まっていたんです、って言ったらペットショップの担当さんにちょっと引かれた。
帰り道、雫はちっちゃい体にもかかわらず一度も座らず、伏せもせず、ずっと立ちっぱなしで、車の揺れに耐えていた。
でも、家に着いてすぐ一発目からトイレを上手に使って、驚いた。

どんどん我が家になじんで、どんどんうちのコになっていく雫がかわいくてたまりません。
まだ雫が我が家に来る前に想像していたより、もっともっとかわいい。
今も毎日、想像を超えてかわいいのです。

帰宅してドアを開ける時(数時間ぶりに雫に会う時)の、いつもの私たちの会話。
「想像以上に、雫がかわいいからびっくりしないで。」
「いつも想像を超えてかわいいのは、なんでだろ?」
ええ、そうです、親バカです。親バカ万歳です。

管理人の直感は正しかったと、今はライアンにドヤ顔。
この幸せは雫のおかげ。本当にありがとう。
そして、これからもずっと初めて雫を抱っこした時のあの感触が忘れられないんだろうな。

 

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