私の手術(→記事)の日程が確定した時、術後の傷が癒えた頃を見計らって、雫と再びステイケーションをしようと計画をしていたら・・・なんと!
半年前に雫とステイケーションをしたセントーサ島のカペラから特別価格の案内メールが入りました。
※半年前に雫とステイケーションをした様子の長編シリーズはこちらです。
◇雫とステイケーション!@Capella Singapore〜室内編
◇雫とステイケーション!@Capella Singapore〜屋外編
◇雫とステイケーション!@Capella Singapore〜散策編
◇雫とステイケーション!@Capella Singapore〜食事編
◇雫とステイケーション!@Capella Singapore〜完結編・メリットばかり?!な旅のスタイル
すばらしいタイミング!!!これを逃す手はありません。が、この特別価格の条件は宿泊日が6月末までであること。
普段から出張の多いライアンですが、6月7月はさらに輪を掛けて、長めで長距離の出張が続きます。その合間を縫って、私も色の勉強のためと通院のため、日本へ2度帰国することになっており、かなりバタバタな日が続くのが目に見えていました。
その怒涛のスケジュールの中にステイケーションなんて、どう日程をやりくりしたらよいものか分かりませんでしたが、えいや!とばかりにスケジュールを押し込んでしまいました。特別価格の魅力には抗えなかった私達です。。。
と、そうこうしているうちに、あるニュースが飛び込んで来ました。歴史的とも言えるあのニュースです。
そうです、米朝首脳会談がシンガポールで行われることになったのです。
で、その開催場所というのが、我が家が予約したセントーサ島の「カペラ・シンガポール」になったなんて!
予約日は米朝首脳会談と日程がずれたことにより、我が家の予約は特段影響はありませんでしたが、ちょうど重なっていたらどうなっていたのだろう…?と思わずにはいられませんでした。
さて、当日。前回同様、チャチャチャッと荷造りをして、いざ出発です。
事前に何かリクエストはあるか問い合わせが来ていたので、フレキシブルチェックインを採用しているカペラですから、早めにチェックインさせてもらえるようにリクエストをしていました。そのリクエストに対する確約はありませんでしたが、出来ないとの返事もないので、要望通り早めにホテルに到着しました。
チェックインの手続きはすぐ終わり、部屋の用意ができるのかどうかそれを確認するのに、写真を撮りまくってもウエルカムドリンクを飲み終わっても、まだまだ確認が取れず、散々待った挙句・・・部屋の用意が出来るのは早くても3時間以上はかかります、とのことでした。へ?
その間、ランチでもしておけ、とのことなのですが、雫連れなのでホテルのレストランは利用できず(ホテル内のレストランは犬同伴は不可)、雫同伴でもランチ出来る場所は近場にはないので、だったら、アーリーチェックインを予め断っておいて欲しかったです。
そうそう、事前にアーリーチェックインの他に自転車のレンタルもリクエストしていたのでした。ホテルに貸自転車があることはHPで見て知っていたからなのですが、アーリーチェックインが出来ないのだったら、部屋が用意されるまでの時間を利用して島内を自転車で回ろう!と思ったのですが、自転車もブレーキの具合がどうとうかこうとか、修理中で私たちの滞在中にはとても修理は終わらない、とかなんとか。
えーーっと、だったら、事前にリクエストがあるかどうか聞くのを止めてもらえません?
実は、新聞の種類もリクエストもしていたのですが、違うものが届けられていまして、ライアンは2日ともガッカリしていました。・・・私たちのリクエストは常識の範囲内のはず。なのに結局どれも聞き入れてもらえず、期待の分だけ残念に思う結果となりました。。。
ということで。
アーリーチェックインもダメ、自転車もダメ。仕方がないので諦めてタクシーに乗り込み、セントーサコーヴにランチしに行くことにしました。
着いたら、まずはお散歩。
ここはクルーザーが多数停泊するエリア。なかなかの写真映えスポットなのです。
歩き疲れたところで、ランチがてら休憩です。
コーヒーも飲み終わり、チェックイン時に部屋の準備が出来ると言われた時間にようやくなったので、ホテルに戻ることにしました。
「部屋の準備は出来ましたか?」「確認します」と言われてから、待てど暮らせど、ひと言の説明もないまま延々と待たされて、
待ちくたびれまちた
やっと説明されたのは、「本日は混んでいるために予約されていた部屋が用意できません。アップグレードさせて頂き、ヴィラをご用意させて頂きます。ただ、あと30分の時間が必要です」と。
再び、へ?
私達は前に宿泊した部屋からの眺めが気に入っていたので、それが良くてホテルを予約したのですが、ヴィラではその眺めはありません。ホテルの客室よりヴィラは海に近く低い位置にあるので、視界が開けないのです。うーん、と悩みましたが、ホテル側からはアップグレードなんだから文句はないだろうとの雰囲気が感じられ、またこれ以上待つのもうんざりなので、了承することにしました。
そこからさらに、実際には30分以上待ったあと(ランチ後ホテルに戻ってから計1時間半以上かかって)、ようやく部屋に入れました。
ヴィラは、前に泊まった客室より断然広々。贅沢なつくり。
ドアを開けると、広々リビング。
寝室も広いし、
シャワーブースに洗面台2つとトイレ。クローゼットも広くて、
ヴィラにはビーサンの用意もあるのですね。良き良き。
それから、バスタブは屋外。屋外にはもうひとつシャワーもあります。
屋外にはバスタブ以外にも、小さいプールとリクライニングチェア、テーブルセットもありました。
雫も、あっち行ったりこっち行ったり、走り回って匂いをチェックして、楽しそうでした。
が、やはりと言うか、わかっていたことですが、以前のホテルの部屋からのような眺望はありません。決して悪いわけではありませんが、やっぱり残念に思いました。お部屋の広さを取るか、眺望を取るか、まあ、これは好みの問題でしょうね。
やっと少し落ち着いたので、ライブラリーで軽くつまんで、ヴィラに戻ったところで問題が発生しました。
夕方になり室内も薄暗くなってきて、リビングの照明を点けようとしたところ、点きません。電動のカーテンも閉まりません。
フロントや客室係に何度か電話しても誰も何も対処してくれず、そのうち真っ暗になってしまいました。
照明の点く寝室に避難中
初めにヘルプの電話を入れたのが17:00頃。やっと人が来てくれたのは20:30を過ぎていました。実に3時間半以上も待ちぼうけをする羽目に。いつ人が来るかわからないので気が気でなく、食事に行くことも出来ず(状況を説明するために室内にいた方が良いだろうと思ったので)、ルームサービスをお願いしようにも部屋は真っ暗で食べることも出来ず。
電気がやっと使えるようになって、ルームサービスをお願いして、やっと食事にありつけたのは21:30を過ぎていました。
前回ルームサービスで食べたチキンライスが忘れられなかったので今回もオーダーしましたが、やっぱり最上級においしくて、うんざりしていた気持ちが少し癒されました。
この日は、ずっとずーっと待ちぼうけばかり。せっかくのステイケーションの初日があっけなく終わってしまって残念でなりません。。。
思うに。
ホテルが特別料金を設定するのって通常、閑散期ですよね?6月と言えば夏休み前の、普通は閑散期でしょうか。ところが、米朝首脳会談の開催場所のホテルということで注目を浴びて、閑散期から一転、激混みになったとか?もしくは会談期間中に予約を入れていた方が日程変更をされたとか? ・・・確認をしたわけではありませんので確かではありませんが、この混雑ぶりを見るとそんな風に想像してしまいます。
前回は日本のお正月の時期でその時も混んでいたので、今回こそは空いているホテルでのんびりしたかったのだけどなぁ。。。
つづく
今日もお付き合い頂きありがとうございます。
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