雫と眠ること

ライアンの長めの出張中のことです。

寝る時間になり、いつものように雫と一緒に寝室へ。
雫をライアンのベッドの上に乗せて、眠気が来るまでベッドの上で本を読むのが私の日課。

この日の雫はその間、畳んでおいた洗い立ての寝具の匂いを確かめたあと、いつも以上に寝具を掘って掘りまくってぐちゃぐちゃにして、はい、ドヤ顔。


わたち、やり遂げまちた!

 

あまりのドヤ顔っぷりに思わず笑ってしまいました。

すると、たまたまこんなウインク写真も撮れたので、さらに笑ってしまいました。


ウインク!

手前のピンクのタオルケットは雫のスペースなのですが、そこでは無くて、ライアンのガーゼケットをぐちゃぐちゃにするってどんな意味があるのでしょう?

 

こんな風にいつも一緒に眠っている私たちですが、もともと雫は、リビングにおいてあるケージの中で寝ていたのでした。雫を迎える前にワンコのしつけ本で勉強していた私は、それを参考にしていたのです。
が、雫が1歳の時、東日本大震災が起きました。その当時私たちは関東におり、震源地から離れていたとはいえそれでもかなり揺れました。余震も続き、緊急地震速報の音が幾度となく鳴り響いていました。就寝中に余震が来たらと思うと不安で、一時的に一緒に寝るようにしたのですが、それ以来一緒に寝るのが習慣となったのでした。

今や、雫自身も一緒に寝るのが当然だと思っているし、私も一緒に寝るほうが何かと安心です。こんな風に安心して一緒に眠れることは当たり前ではないのですよね…。

シンガポールはありがたいことに、自然災害はほとんどありません。地震も台風もなく、国土が狭いこともあって大きな山もないので土砂災害もありません。一年中暑いといっても日本の真夏に比べたら格段に過ごしやすく、気候はいい。雫にとっての最大の苦難は雷くらい。
たまの一時帰国の滞在1週間の間にも地震があるような日本と比べ、普段自然災害の心配のない生活をしている私たちですが、今回の大阪を震源とする地震のニュースを見て、東日本大震災の時のことを思い出しました。。。

どうか関西に住むみなさまやペットさんが心穏やかな日常を1日も早く取り戻せますように、と願ってやみません。

 

今日もお付き合い頂きありがとうございます。

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