自分を大切に、とは？

前の記事では、ブログ開設以来、一番多くの方にお読み頂けたようで、また、あたたかいメッセージも頂きまして、本当にありがとうございました。
実は、この場に書こうかやめようか、ずっと悩んでいたのですが、ここで書くことが私の中でケジメになるのではないか、との思いから思い切って書くことにしたのでした。
すると、思いがけず皆さまからのお優しい反応（ポチ！や、いいね！、メッセージなど）を頂いて、改めて、終わったんだ！！！と実感するに至りました。
本当にありがとうございました。

私は、31歳の癌の宣告以来、無理をしてまで嫌なことをするのはやめようと、好きなことだけしようと思って参りました。
出来ることと、したいことは違うのです。
ですから、当時、成り行きで持っていただけの資格を生かした仕事をしていましたが、やめました。
そして、今まで気になっていたけれど、なんとなくためらっていたことなどをいろいろ試してみました。

メイクレッスンにも通ってみたし、パーソナルカラー診断を受けてみたり、オートクチュール刺繍を習ったり、ガーデニングに凝ってみたのもこの頃です。

実は、雫を迎えたのも、その一環でした。
一度しかない人生、やってみたいことをしないで、どうする？！？！ってなわけです。

今から思えば、私はずっと、そこに存在していない何かに遠慮して（いわゆる世間の目や、合理的な判断のようなもの？）、自分で自分に禁止してしまうことが多かったような気がします。その当時はそんなことは微塵も感じていませんでしたけれどもね。

そんな時を経て、・・・今ならわかります。
それでも、この程度ではまだまだ全然足りていなかったってことに。
「自分を大切にする」ということには到底及んでいませんでした。

それでは、どうしたら？

もっともらしい誰かの価値観ではなく、自分がどう感じるかを大切にしよう
じっくり自分と向き合おう
もっと自分の本心で生きよう
自分で自分をもてなそう
人生を心から楽しもう

新生のおは、今、こんな風に感じています。
自分の本心に気付き、自らが寄り添うことが、本当の意味で「自分を大切にする」ことなのではないかと。

こういうのって、生きやすそうじゃないですか？心から満足して、楽しそうじゃないですか？

入院中、ベッド上安静で起き上がることも許可されていない時、また何本も管に繋がれて体が思うように動かせない時、そんな時でもついつい考えてしまうのは、色とファッション、断捨離についてでした。

どうしたら素敵な配色になるだろうか？
どう洋服をコーディネートしたら素敵で、そして快適にいられる？
おしゃれを簡単に楽しめるクローゼットを作るにはどうするのが効率的だろう？
何をどう考えたら断捨離がはかどる？
クローゼットも、家の中全体も、どうしたらスッキリする？

そんなことばっかり考えては、楽しんでおりました。
だから入院中は、あっという間（笑）！

どういう事態に陥っていても、考えようとしていなくても、ついつい考えてしまうことが、好きで楽しいことなんだと、私はやっと、やーっとのことで腑に落ちました。
これらについては、断捨離という言葉が認知される前からずっと、飽きずに考え続けているテーマ。
なかなか実行力が伴い切れずにいたけれど、色の勉強を始めたことでやっと動き始め、ついに加速するかも？！

好きの自覚も持てたことだし、心のままに、やっちゃえ、やっちゃえ！

そして、自分が心から好きで楽しいことだけして、それが誰かの役に立ったのなら、最高ですよね！

・・・あれ？別のテーマを書くつもりでしたが、ただの決意表明になっちゃった。
ま、いっか！

ね？赤狆ちるちゃん。

こんなフワフワちゃんを迎え入れたことが、人生最大の英断かもしれません。
いつも幸せをたくさん運んでくれる雫さんは、お泊まりしていた友人の元にもラッキーを運んで、感謝されたんですよ。